安藤家武家門(ぶけもん)
高岡町が指定している有形文化財(ゆうけいぶんかざい)の武家門の一つです。
江戸時代の武家門で,禄高が80万石以上の武家にだけ許されたと言われている特別な作りの門です。門の親柱だけでなく,後方に控えの柱をつけて屋根を大きくした「腕木門」」と言うものです。
この門は1820年〜1830年(天保年間)頃に建てられたそうですが,1857年(安政4年)正月の大火事で焼けてしまいました。現在の門は,その後に建て直されたものだと伝えられています。
高岡石を使った石塀が続く町並。
武家門に続く石垣も,武家門と一緒に文化財に指定されています。高岡郷の武家屋敷の生け垣は以前は竹で作ったものしか許されていませんでしたが,幕末の頃から石垣になったと言われています。使用されている石は高岡石で,浦の名地区や浜子地区の山で切り出された柔らかく加工しやすい石です。
安藤家は,高岡郷ができた当時の1600年(慶長5年)に佐十原から来た武家で,禄高93石余りの上級武士で,郷の人々から「あんづどん」と呼ばれていたそうです。

町内にはあちこちに武家門が見られる。
写真は神崎家武家門(左)と高岡小内に移築されている河上家武家門(右)
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